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リクルート、立命館大学との共同研究「リアルマッシュアップ」の実証実験を9月16日から『三条あかり景色』にて実施!

2006年09月11日
株式会社リクルート

IT・トレンド
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株式会社リクルート(本社:東京都中央区、代表取締役社長 兼 CEO:柏木 斉、以下 リクルート)は、『京都三条あかり景色』にて、9月16日~9月18日までの期間中に、立命館大学(本校:京都府京都市、総長:長田豊臣)の西尾研究室とリクルートのAPIなどを利用したユビキタス環境における情報配信サービスの実証実験をいたします。

『京都三条あかり景色』は公共空間において多数の映像を壁面に照射し、地域が一体となってあかりを演出・表現する、全国的にも例がない京都ならではの取組みです。

今回はこのイベントに立命館大学情報理工学部情報システム学科西尾教授とのリアルマッシュアップに関する共同研究成果であるセンシング技術によるプッシュ型情報配信を実現した「Wonder Wall(街中広告ウォール)」を提供して参加いたします。本システムは通りかかった通行人と「一緒に歩く」広告を表示します。提示された情報への通行人の興味を認識し、それに関する詳細な情報をさらに表示し引き込んでいく、最先端のユビキタス研究成果を適用したシステムです。

実証実験の概要

◎日時:2006年9月16日(土)~9月18日(月)19:00~22:00

◎場所:烏丸三条上ル(新風館烏丸口)

◎内容

  • 『京都三条あかり景色』新風館に、「リアルマッシュアップ」を体験できるコーナーを期間中開設。
  • ユーザは、リクルートのコンテンツ情報を、「リアルマッシュアップ」として、ペンライトのような情報タグを利用して、体験することが可能。
  • コンテンツ情報をQRコードで携帯電話に取り込むことで、地図情報などを簡単に閲覧・保存することが可能。

『リアルマッシュアップ』利用イメージ

三条あかり景色で配られるペンライトを持って壁の前を通りすぎると、ペンライトの光に反応してリクルートの広告が壁に表示され、京都の観光情報や周辺の飲食店の情報が提供されます。赤や青などの数種類の色のペンライトが配布され、ペンライトの色ごとに表示されるコンテンツやインターフェイスが切り替わります。(参考画像はPDFよりご覧ください。)

実証実験の背景

リクルートと立命館大学西尾研究室は、リクルートの国内旅行情報サイト「じゃらん」、ローカル検索サイト 「ドコイク」などのリクルートのAPIサービスを利用したコンテンツを、インターネット以外の場(リアルの場)において配信する「リアルマッシュアップ」について昨年より共同研究を行っております。西尾研究室は、「リアルマッシュアップ」の技術面でのサポート等に協力、リクルートは西尾研究室の「Wonder Wall(街中広告ウォール)」におけるコンテンツ提供をしております。

『リアルマッシュアップ』の今後の展開について

  1. リクルートの国内旅行情報サイト「じゃらん」、ローカル検索サイト「ドコイク 」などのリクルートのAPIサービスを利用したさまざまなインターネットコンテンツを、インターネットから携帯へ、そしてリアルの場へと発展させることを検討しております。
  2. リクルートのリアルな場でのイベント活動(転職フェア・リクナビLIVEなどの人材領域でのイベント活動、住宅領域におけるモデルルーム見学、R25のリアル店舗とのタイアップなど)で、来場者向けにリアルタイムでAPIなどの情報を提供する手段として活用することを検討しております。
本件の詳細はこちらよりご覧ください