社団法人全国高等学校PTA連合会 株式会社リクルート 合同調査「第5回 高校生と保護者の進路に関する意識調査2011」より
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:柏木 斉)と社団法人全国高等学校PTA連合会(所在地:東京都千代田区 会長:相川順子)は、高校2年生とその保護者に対し、進路に関する考え方やコミュ二ケーションの実態を探る調査を実施いたしました。ここに集計結果がまとまりましたので、「高校生と保護者の将来や将来の考え方に対する3.11東日本大震災の影響」についてご報告いたします。
集計結果抜粋
「将来や進路の考え方」に変化があったのは、高校生13.8%、保護者12.6%。
「将来や進路の考え方」に変化があったと回答した高校生は、「社会や人の役に立ちたい」が25.9%。保護者では、「地元で進学・就職してほしい」が33.1%。
高校生の震災・原発事故前後で最も変化の大きかった項目は、「ボランティア活動などに積極的に参加したい」(24.1ポイント増)、次いで「毎日を大切に生きていきたい」 (16.8ポイント増)。
<まあそう思う・とてもそう思う 計>
・「ボランティア活動などに積極的に参加したい」 (33.7%→57.8% 24.1ポイント増)
・「毎日を大切に生きていきたい」 (67.5%→84.3% 16.8ポイント増)
保護者の震災・原発事故前後で最も変化が大きかった項目は、「ボランティア活動などに積極的に参加してほしい」(17.5ポイント増)、次いで「自分たちが日本を変えたいと思うようになってほしい」(10.1ポイント増)。
<まあそう思う・とてもそう思う 計>
・「ボランティア活動などに積極的に参加してほしい」 (48.1%→65.6% 17.5ポイント増)
・「自分たちが日本を変えたいと思うようになってほしい」 (24.1%→34.2% 10.1ポイント増)
調査概要
高校生をもつ保護者とその子どもにおける進路に関する考え方やコミュニケーションの実態を探り、進路に関する保護者と子どものコミュニケーションや進路サポートのあり方を考えるための資料とする
調査主管
社団法人全国高等学校 PTA 連合会
株式会社リクルート 進学カンパニー
調査方法
学校通しの質問紙による自記式調査
高校生 ホームルーム時にアンケート実施
保護者 高校生から保護者へアンケートを手渡しで依頼、実施
クラスごとに学級担任が高校生・保護者アンケートをまとめ、学校ごとに回収
調査対象
高校生(2年生)とその保護者 社団法人全国高等学校PTA連合会より依頼した9都道府県の公立高校27校
※各都道府県:3校(普通科2校・専門学科もしくは総合学科1校)
※各校:2年生2クラスの生徒とその保護者
実施年:2011年
調査対象校所在地:北海道、青森県、茨城県、東京都、新潟県、愛知県、大阪府、鳥取県、佐賀県
調査期間
2011年9月20日(火)~10月31日(月)回収終了
有効回答数
実施年:2011年
保護者:1,417
高校生:1,959
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