ワークス採用見通し調査(新卒:2015年卒 中途:2014年度)
株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO: 峰岸真澄)の人と組織に関する研究機関・リクルートワークス研究所では、民間企業における2014年度の採用の見通しに関する調査を行い、4,931社(回収率67.4%)より回答が得られましたので、ご報告いたします。
※本データは、民間企業における、2015年卒の新卒採用および2014年度の中途採用(正規社員に限定)を対象としております。
2015年卒の新卒採用は、13.3%が「増える」見通し―建設業では「増える」が「減る」を大きく上回る―
2015年卒者の新卒採用見通し(大学生・大学院生)
- 2015年卒対象の大学生・大学院生の新卒採用見通しは、「増える」が13.3%、「減る」が5.5%と、「増える」が「減る」を上回り(+7.8%ポイント)、2014年卒に引き続き、大学生・大学院生の新卒採用は回復する見通しである。
- 従業員規模別に見ると、従業員規模が大きくなるにつれ「増える」と回答する割合が高くなり、従業員5,000人以上企業においては、「増える」が18.5%となっている。
- 建設業をはじめ、飲食サービス業、情報通信業や一部の金融業では、「増える」が「減る」を大きく上回っている。
2014年度の正規社員の中途採用見通し
- 2014年度の中途採用見通しは、「増える」が10.7%、「減る」が4.8%と、「増える」が「減る」を上回り(+5.9%ポイント)、2013年度に続いて堅調に推移する見込みである。
採用見通しの経年比較
- 過去の採用見通し調査の「増える―減る」のポイントを比較すると、大学生・大学院生の新卒採用見通しは4年連続プラスであり、 リーマンショック以前の水準に向けて回復していることがうかがえる。
- 高校生の新卒採用見通しは調査開始(2010年卒)以来「減る」が「増える」を上回っていたが、2015年卒には初めて「増える」が「減る」を上回っている。
調査概要
調査目的:全国の民間企業を対象に、新卒・中途採用における求人動向を明らかにすること
【2013年調査】
調査対象:従業員規模5人以上の全国の民間企業 7,314社
調査項目:2013年度の新卒・中途採用状況 2014年度の新卒・中途採用見通し
調査期間:2013年10月9日~11月9日
回収社数:4,931社(回収率67.4%)
回収方法:電話・FAXにて回収
リクルート ワークス研究所について
リクルートワークス研究所は、1999年1月に設立された、株式会社リクルートホールディングスの中にある「人」と「組織」に関する研究部門。
<設立目的>
リクルートグループの中・長期人材ビジネスの基礎研究。「人材マネジメント」や「労働市場」における情報発信・ 提言活動の推進。
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