Menu

写真界の次世代を担う若手を発掘する 第17回写真「1_WALL」展 開催

2017年10月26日
株式会社リクルートホールディングス

CSR
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)が運営するギャラリー「ガーディアン・ガーデン(http://rcc.recruit.co.jp/)」では、2017年10月31日(火)より11月24日(金)の期間、個展開催の権利をかけた公募展、第17回写真「1_WALL」展を開催します。

第17回写真「1_WALL」展について

第17回写真「1_WALL」展は個展開催の権利をかけた公募展です。ポートフォリオ審査による一次審査と、一対一で審査員と対話をする二次審査を通過したファイナリスト6名が、ひとり一壁面を使って作品を発表するグループ展です。会期中の11月2日(木)には、一般見学者にも公開される最終審査会を開催します。ファイナリストによるプレゼンテーションの後、審査員による議論を経て、グランプリが決定します。グランプリ受賞者には、1年後の個展開催とパンフレット制作の権利、個展制作費10万円が贈られます。

父親の背中のほくろやしみを星座のようにつなぎ、それを撮影した上竹真菜美。"家族"を被写体に日常の中に垣間見える混沌と静寂を写した川崎 祐。妊娠した妻の写真を、新聞の紙面にシルクスクリーンで印刷した寺田哲史。かつて石油の産出で栄えた町の廃れた光景を人物とともに撮った田 凱。他者や社会との繋がりにおける自身の違和感を写し出す福田未央。ふたりのセルフポートレートを定期的に写真に収める藤本まちこ。以上、6名によるグループ展です。

「1_WALL」展ポスター

開催概要・「1_WALL」の審査について

  • 企画展名
    第17回写真「1_WALL」展
  • 会期
    2017年10月31日(火)~11月24日(金)
    11:00~19:00 日曜・祝日休館 入場無料
  • 会場
    ガーディアン・ガーデン
    〒104-0061
    東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビル地下1階
    TEL 03-5568-8818   http://rcc.recruit.co.jp/
  • 公開最終審査会
    2017年11月2日(木) 18:00~21:30
    ※予約制 10月2日(月)から受付開始。詳細はWebをご確認ください。
    (当日17:30~18:00は審査のため、ギャラリーにお入りいただけません。)

審査会

「1_WALL」審査の流れ

①一次審査(ポートフォリオ審査)
ポートフォリオで30名を選出。

②二次審査(ポートフォリオレビュー)
ポートフォリオを介して審査員と一対一で対話。6名を選出。

③ 「1_WALL」展
二次審査を通過した6名によるグループ展。

④公開最終審査会
「1_WALL」展会期中に、グランプリを決定する最終審査会を公開で開催。

⑤グランプリ受賞者個展
1年の制作期間を経て、ガーディアン・ガーデンで個展を開催。パンフレットも制作。

写真部門審査員

飯沢耕太郎 Kotaro Iizawa(写真評論家) 撮影=Eric
1954 年宮城県生まれ。1984年、筑波大学大学院芸術学研究科修了。1990~94年季刊写真誌『デジャ=ヴュ』の編集長を務める。近著に『写真集が時代をつくる』(シーエムエス)、『日本現代写真アーカイブ2011~2013』(青弓社)など。

飯沢耕太郎

鈴木理策 Risaku Suzuki(写真家)
1963年和歌山県新宮市生まれ。2000年に写真集『PILES OF TIME』で第25回木村伊兵衛写真賞受賞。近著に『意識の流れ』(edition nord)、『海と山のあいだ』(amanasalto)、『Atelier of Cézanne』(Nazraeli Press)、『White』(edition nord)、『TORII』(SUPER LABO)、『写真分離派宣言』(青幻舎・共著)など。

鈴木理策

百々 新 Arata Dodo(写真家)
1974年大阪府生まれ、奈良県育ち。1995年コニカ新しい写真家登場グランプリ。1999年写真集『上海の流儀』(Mole)。2000年日本写真協会新人賞。2004年ニューヨークADC賞審査員特別賞。2009年APA広告賞特選賞。2012年写真集『対岸』(赤々舎)。2013年第38回木村伊兵衛写真賞。

百々 新

姫野希美 Kimi Himeno(赤々舎代表取締役、ディレクター)
2006 年に赤々舎を設立。写真集、美術書を中心に150冊余りの書籍を刊行。第33回木村伊兵衛写真賞の志賀理江子『CANARY』、岡田 敦『I am』、第34回同賞の 浅田政志『浅田家』、第35回同賞の高木こずえ『MID』『GROUND』、第38回同賞の百々 新『対岸』、第40回同賞の石川竜一『絶景のポリフォニー』『okinawan portraits 2010-2012』などがある。2014年より東京工芸大学教授。

姫野希美

増田 玲 Rei Masuda(東京国立近代美術館主任研究員)
1968年兵庫県神戸市生まれ。筑波大学大学院地域研究研究科修了。1992年より東京国立近代美術館に勤務。近年担当した主な展覧会に「ジョセフ・クーデルカ展」(2013年)、「奈良原一高 王国」(2014年)、「トーマス・ルフ展」(2016年) など。

増田 玲

出品作家

出品作家(五十音順・敬称略)

1. 上竹真菜美 Manami Uetake
1988年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画在籍。
「父をつなぐ」

「父をつなぐ」

2. 川崎 祐 Yu Kawasaki
1985年生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科修士課程(アメリカ文学)修了。
「光景」

「光景」

3. 寺田哲史 Satoshi Terada
1982年生まれ。東京造形大学写真専攻卒業。
「Pregnancy-中のできごと-」

「Pregnancy-中のできごと-」

4. 田 凱 Gai Den
1984年生まれ。日本写真芸術専門学校卒業。
「黒い水」

「黒い水」

5. 福田未央 Mio Fukuda
1995年生まれ。武蔵野美術大学基礎デザイン学科在籍。
「Nobody Knows」

「Nobody Knows」

6. 藤本まちこ Machiko Fujimoto
1983年生まれ。
「Untitled」

「Untitled」

本件の詳細はこちらよりご覧ください