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サステナビリティマネジメント

サステナビリティオービット

リクルートホールディングスでは、サステナビリティに関わる取り組みの全体像を「サステナビリティオービット」と呼んでいます。
「ステークホルダーダイアログ」や経営陣と従業員との対話である「タウンホールミーティング」など、ステークホルダーのみなさまとの対話を通して広く社会からの要請や期待を認識した上で、社外専門家と社内経営陣を交えたサステナビリティ委員会にて深く議論します。その後、リクルートホールディングス取締役会にて経営陣のコミットメントを得て、行動指針に沿って具体的なサステナビリティ活動を推進し、経営理念の実現につなげていく。私たちは、この軌道(オービット)を循環させていくことを大切にしています。

サステナビリティオービット

リクルートグループのSDGsへの貢献

リクルートグループは、よりよい社会の実現に向けて国際社会が2030年までに達成を目指す17の持続可能な開発のための目標(SDGs)と169のターゲットに対して、すべての企業活動を通じて貢献していきます。

リクルートグループのビジョンは「Follow Your Heart」。一人ひとりが、自分に素直に、自分で決める、自分らしい人生。本当に大切なことに夢中になれるとき、人や組織は、より良い未来を生み出せると信じています。SDGsの前文では、すべての人が一層大きな自由を追求できる社会に向けて、誰一人取り残さないという決意が宣言されています。ここで示される一層大きな自由とは、まさに私たちが描く多くの選択肢から自分らしい生き方を選ぶ機会がある未来である、と考えています。

世界では、3か月間収入が途絶えると約40%もの人々が貧困に陥ってしまう(注2)という現実の中で、創業以来60年以上にわたり情報のマッチングプラットフォームを通じて人々により多くの選択肢を提供してきた私たちだからこそ、まず初めに、人々の収入の基盤となる「仕事」の領域で、事業を通じて貢献することを目指します。

私たちはこれまでも、労働市場を拓き仕事探しをより簡単にシンプルにすることに取り組んできましたが、目指す未来を実現するには まだまだやらなければならないことがたくさんあります。私たちは、リクルートグループが有するあらゆるデータやテクノロジー、ノウハウを集結して、イノベーションを創出し より便利で公平かつインクルーシブな仕事探しのインフラを世界中の求職者に提供(目標9)していきます。

まずは2030年度までに、仕事と求職者のマッチング効率化によって、就業までに掛かる時間を2021年度比で半分にすることを目指します。(注3)同時に、マッチングの効率化だけではすぐに解決することが難しい、さまざまな就業への障壁に直面する求職者を、テクノロジーとパートナーシップを通じて支援する(注4)ことで、就業までにかかる時間の短縮を加速します。これらの活動を通じて、すべての人々の就業と働きがいを促進(目標8)し、誰もがワンクリックで自分にぴったりの仕事に就ける未来を目指します。このように、求職者が、より速く自分にぴったりな仕事に就くことは、あらゆる貧困を終わらせること(目標1)や、すべての人々の機会均等や社会経済的なインクルージョンの促進と不平等の是正(目標10)の達成にも繋がると信じています。

また、リクルートグループでは、創業以来、多様な従業員一人ひとりの違いを大切にし、その好奇心から生まれるアイデアや情熱に投資することで新たな事業やサービスを生み出してきました。従業員の価値創造への意欲を最大化することを改めて経営の重要テーマとし、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DEI)の推進に取り組みます。特にジェンダーについては、グループ全体で目標を定め、2030年度までに、従業員・管理職・上級管理職・取締役会構成員の約50%を女性とすること(目標5)を目指します。(注5)そして、すべての企業活動を通じてあらゆる人々の人権の保護と尊重に努めます。

そして、すべての企業活動は、あらゆる生命の生存基盤である地球環境が健全であってはじめて成り立ちます。2030年度までに、バリューチェーン全体でカーボンニュートラル達成を目指す(注6)ことで、気候変動やその影響の軽減のための対策(目標13)に取り組みます。

私たちは、すべてのステークホルダーと共に、自らの企業活動を通じて、一人ひとりが輝く持続可能で豊かな世界の実現を目指し、SDGsが描く未来の実現に貢献していきます。

(注1)本ウェブページに記載の年数は、その年の4月1日に開始し、翌年3月31日に終了する当社の会計年度を意味する。また本ウェブページに記載の数値は、すべて概数。

(注2)出典:OECD「How's Life? 2020」に基づく、OECD加盟28カ国の数値。

(注3)Indeedの求人広告プラットフォームにおいて、求職者が仕事に応募してから就業するまでの推定期間。入手できた対象データの平均値。

(注4)現時点では、人種/民族、年齢、心身障がいの有無、学歴等による障壁を想定しているが、今後も雇用市の応募を通じた場における課題を見極めた上で、現時点の想定に限定せず、様々な障壁の低減を行っていく。Indeedの求人広告プラットフォーム上就業、Indeedが支援する国際NPOのGoodwill Industries Internationalや英国の公益財団であるShaw Trust等を通じた就業等を含む。

(注5)上級管理職は、当社及びメディア&ソリューション戦略ビジネスユニット(Strategic Business Unit, 以下SBU)においては執行役員/専門役員、HRテクノロジーSBUと人材派遣SBUにおいては主要子会社社長/重要機能トップを示す。管理職・従業員の女性比率は、リクルートホールディングス、全SBU統括会社及び各SBU配下の主要会社について集計。管理職は、上級管理職以外の部下を持つすべての管理職。取締役会構成員は、取締役及び監査役の全体を示す。

(注6)事業活動における温室効果ガス排出量は、スコープ1(オフィスにて直接排出される温室効果ガス)、スコープ2(オフィスにて間接的に排出される温室効果ガス)の合計。バリューチェーン全体における温室効果ガス排出量は、スコープ1、2に加えて、スコープ3(スコープ1、2を除く間接的に排出される温室効果ガス)を含むすべて。カーボンニュートラルの取組みには、温室効果ガス排出量の削減に加え、残りの排出量のオフセットを含む。

リクルートグループのサステナビリティ注目トピック観測マップ

経営理念の実現を目指してサステナビリティオービットを循環させる上で、数多くあるサステナビリティアジェンダの中から特に注目すべきトピックを見極め、適切な対応を早期に準備し、経営戦略のなかに組み込んでいくことを大切にしています。リクルートグループは、独自のセンシングフレームワークである『リクルートグループのサステナビリティ注目トピック観測マップ』を用いて注目トピックの動向を俯瞰し、優先して取り組むべきサステナビリティアジェンダを特定しています。

リクルートグループのサステナビリティ注目トピック観測マップは、「NGOや国際機関などの関心度」を縦軸、「ESG評価機関の関心度」を横軸に、当社に寄せられている期待や指摘、社外のESG調査項目、国際会議の主要アジェンダ、ESG投資家の関心事項、各国・地域の行政動向や法規制の動きを把握し、トピックが認識されてから法規化されるまでを四象限上の各フェーズにマッピングしたものです。

サステナビリティ注目トピック観測マップ

サステナビリティマネジメントの全体像

推進体制

株式会社リクルートホールディングスにサステナビリティトランスフォーメーション部を設置。
「リクルートグループ サステナビリティ方針」に基づき、グループ各社がサステナビリティ活動を実施しています。

国際会議・ステークホルダーダイアログ

グローバルに広がるステークホルダーの期待をいち早く認識するため、サステナビリティ領域に関連する主要な国際会議へ参加、ステークホルダーダイアログも開催しています。

ステークホルダーダイアログ

サステナビリティ委員会

ステークホルダーの期待に応えた独自性のあるサステナビリティ活動を推進するために、サステナビリティ委員会を取締役会の諮問機関として設置。原則として年に二回実施しています。

サステナビリティ委員会

そして重点テーマでもある人権に関しては、取り組みを推進するために、株式会社リクルートホールディングスの下記2組織が中心となり、グループ各社の関係部署と連携して活動を進めています。
※人権の推進体制についてはこちらもご覧ください。

リスク統括部

事業や職場に関する人権テーマの情報収集を行い、各グループ会社からの相談や問い合わせに対応するほか、各種人権テーマに関する研修などを各グループ会社とともに実施するなど教育・啓発活動を行っています。

サステナビリティトランスフォーメーション部

リクルートグループ全体のサステナビリティ戦略を検討し、実行計画を推進しています。