リクルートとサイバード、住宅情報分野でおサイフケータイ活用の新サービスを共同で開始

株式会社リクルート（本社：東京都中央区、代表取締役社長 兼 CEO：柏木斉、以下 リクルート）と株式会社サイバード（本社：東京都港区、代表取締役会長 堀主知ロバート、以下 サイバード）は、Felica（R）搭載携帯電話（おサイフケータイ）や非接触ICカードを活用して消費者の動向を捕捉し、リクルートが提供するネットサービスや雑誌の広告価値を向上させる新サービスを開発。まずはリクルートが住宅分譲領域で展開している『住宅情報ナビ』（*1）でシステムを試験導入し、来年2月にサービス提供を開始いたします。なお、同サービスの要となるシステムの開発と運用、現場でのオペレーションやユーザーサポートはサイバードが担います。

『住宅情報』の場合　 ※詳細については、添付資料の「新サービス提供のイメージ」をご覧ください。

（1）マンション購入検討者はWebサイト『住宅情報ナビ』で事前登録をする。
（2）Webサイト『住宅情報ナビ』の広告情報に掲載されているモデルルームを訪問する。
（3）おサイフケータイや非接触ICカードをモデルルームに備付の読み取り機にかざす。
（4）登録しているID番号より登録者であることを認識。
（5）インセンティブ（電子マネーなど）を受け取る。

事前登録をしていないカスタマーはインセンティブを受け取れないため、広告主は、これまでアンケートでしか捕捉できなかった消費者の動向を確実に捉えられ、顧客誘導に効果のあった媒体が何かを把握できます。
リクルートでは、広告主に対する費用対効果の検証が可能な本サービスが、現在展開している媒体のメディア価値向上につながると考えています。またサイバードでは、本サービスの他業種他業態への提供を進めてまいります。

リクルートとサイバードは今年6月、携帯電話を活用した新事業開発のための資本・業務提携を結びました。本案件は、提携後に両社のプロジェクトチームにより立ち上がった第一号の事業協力案件であり、続く第二、第三の事業協力・新事業立上げを鋭意進めてまいります。

*1 『住宅情報ナビ』について
2004年9月29日サイトオープン。住宅の購入希望者向けに、マンションや戸建て物件の情報約1万7000件物件を有し（2005年3月現在）、月間平均で2400万PVを誇る、日本最大級の住宅情報サイト。エリアは関東、関西、東海、北海道、東北、中国、九州をカバーしている。なお、物件情報のみならず、周辺情報や住宅購入に関するノウハウ情報も充実しているのが特徴。
また、実際に購入した人の暮らしぶりやエリアの環境・生活情報、ローンの組み方など豊富な編集コテンツをラインナップし、あくまで購入者の視点を重視したサイト作りを目指している。

■リクルートについて

■サイバードについて

＊「Felica」は、ソニー株式会社が開発した非接触ICカード技術です。
＊「Felica」は、ソニー株式会社の登録商標です。
＊「おサイフケータイ」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
＊ 記載されている会社名及び商品名／サービス名は、各社の商標または登録商標です。