MozillaとFirefox OSの普及に向けた協働を開始
株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄、以下リクルート)は、Mozilla Corporation(本社: カリフォルニア州 マウンテン・ビュー、COO:Jay Sullivan 、以下 Mozilla)と、Mozillaが提供するFirefox OSの普及に向けた協働を開始いたしました。具体的には、下記の通り、多言語対応アプリの開発、日本におけるアプリの開発、開発支援と普及の促進活動を行ってまいります。
1.本件の目的
リクルートではこれまで、各種最新OSに対応し続け、約380ものアプリリリースを行ってまいりました。今回、Webテクノロジーをベースとした新たなOSの進化を見据えて、Firefox OSを提供するMozillaとの協働開始にいたりました。
また、今回の協働について一般社団法人 Mozilla Japan 代表理事 瀧田 佐登子氏は「生活に欠かせないアプリやサービスを多数展開され、アプリのグローバル展開に取り組まれてきたリクルート社に、オープンなWeb技術とFirefox OSを支持いただき大変嬉しく思います。今後、開発者支援を共に行っていくことで、Webアプリケーションのエコシステムの革新を日本から巻き起こしていけると期待しています。」と述べています。
2.協働の概要
今回の協働において、両社は以下の3つの取組みを実施いたします。これらの取組みを通じて、 両社はFirefox OSの普及やさらなるWeb技術の発展に寄与してまいります。
1.グローバルマーケットへの対応
Mozilla の協力のもと、 Firefox OS向け英語対応アプリとして、蜷川実花監修カメラアプリ『cameran』を本日リリースいたしました。また、3月には写真・動画共有アプリ『SeeSaw』をリリースする予定です。これらのアプリはFirefox Makretplaceを通じてグローバルにダウンロードすることができ、今後も多言語対応可能なアプリを積極的に開発してまいります。また、『cameran』は本日よりバルセロナで開催されるMobile World Congress2014のMozillaブース内のデモ端末で披露いたします。
2.日常消費領域アプリのFirefox OS対応
リクルートは、Mozilla の協力のもと、『ホットペッパー グルメ』を皮切りに、日本で多くのユーザーを抱える日常消費領域におけるアプリやサービスの、Firefox OSへの対応を進めてまいります。
3.日本における開発支援と普及の促進
Firefox OS向けアプリ開発を促進するため、Mozilla Japanの協力のもと、リクルートが主催する国内最大級のアプリ開発コンテスト『Mashup Awards』を通じて、開発者への啓蒙を行います。
また、Firefox OSに使われているHTML5の技術がスマートフォンをはじめスマートTVなどのデバイスといった多くの生活シーンに使われるよう、開発支援を行ってまいります。
3. Firefox OSの概要
Firefox OS は、すべてがWeb標準技術に基づいて開発された初めてのオープンWebデバイス向けOSです。Webアプリはデバイスのあらゆる基本機能にアクセスし、HTML5の障害を回避して、優れたパフォーマンスを提供します。このプラットフォームの柔軟性により、Firefox OSを搭載するスマートデバイスは、すべての機能をHTML5アプリケーションとして開発でき、お客様のニーズに応じたサービスを提供できます。
Firefox OSについて
http://www.mozilla.org/ja/firefox/os/
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