ワークス採用見通し調査(新卒:2016年卒 中途:2015年度)
株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)の人と組織に関する研究機関・リクルートワークス研究所では、民間企業における2015年度の採用の見通しに関する調査を行い、4,618社(回収率67.1%)より回答が得られましたので、ご報告いたします。
※本データは、民間企業における、2016年卒の新卒採用および2015年度の中途採用(正規社員に限定)を対象としております。
来年度の採用見通しも、新卒・中途ともに増加 人手不足はさらに拡大へ
2016年卒者の新卒採用見通し(大学生・大学院生)
- 2016年卒対象の大学生・大学院生の新卒採用見通しは、「増える」が14.0%、「減る」が5.3%と、「増える」が「減る」を上回り(+8.7%ポイント)、2015年卒(+7.8%ポイント)に引き続き、大学生・大学院生の新卒採用数は増加する見通しである。
- 従業員規模別に見ると、どの従業員規模においても「増える」が「減る」を上回っている。
2015年度の正規社員の中途採用見通し
- 2015年度の中途採用見通しは、「増える」が13.0%、「減る」が4.0%と、「増える」が「減る」を上回り(+9.0%ポイント)、2014年度(+5.9%ポイント)より増加傾向が一段と高まっている。
- 飲食サービス業、建設業などの人手不足が顕著な業種や情報通信業では、「増える」が「減る」を大きく上回っている。
採用見通しの経年比較
- 過去の採用見通し調査の「増える―減る」のポイントを比較すると、大学生・大学院生の新卒採用見通しは5年連続プラスである。高校生の新卒採用見通しは2年連続プラスである。
- 正規社員の中途採用見通しの「増える―減る」のポイントは4年連続プラスであり、2015年度(+9.0%ポイント)はリーマンショック直前の水準(2007年度、+8.3%ポイント)を超える水準に達している。
調査概要
調査目的:全国の民間企業を対象に、新卒・中途採用における求人動向を明らかにすること。
【2014年調査】
調査対象:従業員規模5人以上の全国の民間企業6,882社
調査項目:2014年度の新卒・中途採用状況 2015年度の新卒・中途採用見通し
調査期間:2014年10月9日~11月7日
回収社数:4,618社(回収率67.1%)
回収方法:電話・FAXにて回収
リクルート ワークス研究所について
リクルートワークス研究所は、1999年1月に設立された、株式会社リクルートホールディングスの中にある「人」 と「組織」に関する研究部門。
<設立目的>
リクルートグループの中・長期人材ビジネスの基礎研究。「人材マネジメント」や「労働市場」における情報発信・提言活動の推進。
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