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グラフィック界の次世代を担う若手を発掘する 第12回グラフィック「1_WALL」展 2015年3月23日(月)~4月16日(木)に開催

2015年03月20日
株式会社リクルートホールディングス

CSR
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株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)が運営するギャラリー「ガーディアン・ガーデン(http://rcc.recruit.co.jp/)」では、2015年3月23日(月)より4月16日(木)の期間、第12回グラフィック「1_WALL」展を開催いたします。

第12回グラフィック「1_WALL」展

ガーディアン・ガーデンでは、個展開催の権利をかけた公募展、第12回グラフィック「1_WALL」展を開催します。ポートフォリオ審査による一次審査と、一対一で審査員と対話をする二次審査を通過したファイナリスト6名が、一人一壁面を使って作品を発表するグループ展で作品を発表します。会期中の4月1日(水)には、グランプリを決定する公開最終審査が開催されます。ファイナリストによるプレゼンテーションの後、一般見学者にも公開される審査員による議論の後、グランプリが決定します。グランプリ受賞者には1年後の個展開催とパンフレット制作の権利が贈られます。

カレーライスをモチーフに、心象風景を表した松本さんの映像作品。キャラクターや図形、文字等、脈絡のないものを構成することで、無関係なもの同士がつながりを生み出していくことの面白さを見いだす堺さん。同じモチーフを繰り返し描くことで、イラストレーションとパターンの境界に迫る唯二さん。複数のパーツに分けたドローイングや、立体作品を融合させることで独自の世界観を表現するAokidさん。仮想空間と現実空間に対する人間の認識を身体感覚を通じたドローイングによって描き出す宮原さん。紙を編んで様々なビジュアルを作ることで、グラフィックとテキスタイルの間の表現の可能性を探る鈴木さんの作品。今回のグラフィック「1_WALL」も多種多様な表現が集まりました。一体、どの作品がグランプリを獲得するのか、今後の活躍が期待される若手作家の作品をお楽しみください。

第12回グラフィック「1_WALL」展ポスター
第12回グラフィック「1_WALL」展ポスター

「1_WALL」審査の流れ

一次審査と二次審査を通過した6名による最終プレゼン。グランプリは誰の手に?

「1_WALL」審査の流れ

開催概要

<展覧会概要>

  • 企画展名
    第12回グラフィック「1_WALL」展
  • 会期
    2015年3月23日(月)~4月16日(木)
    11:00~19:00  日曜・祝日休館 入場無料
  • 会場
    ガーディアン・ガーデン
    〒104-0061 東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビル地下1階
    TEL 03-5568-8818 http://rcc.recruit.co.jp/

※公開最終審査会のご案内:
2015年4月1日(水) 18:00~20:30  入場無料
観覧は要予約 TEL 03-5568-8818(予約受付時間: 11:00~19:00 日・祝日休み)

ファイナリスト(展示順・敬称略)

松本ミョジ

松本ミョジ   Myoji Matsumoto
1994年生まれ。東京藝術大学絵画科油画専攻2年在籍
「わすれたがらない人」
遠いんだろうな~と思ってたけど、
逃げてるのか追いかけてるのかわからなくなってきた よ。

堺友里

堺友里 Yuri Sakai
1988年生まれ。東京工芸大学芸術学部デザイン学科ヴィジュアルコミュニケーションコース卒業
「Elysium」
色々な要素がそこにある事が、それだけで美しさを作っていく。アンバランスさがバランスを作り、無関な物がつながりを生み出していく良さを感じていたい。

唯二

唯二 Yuiji
1993年生まれ 京都造形芸術大学情報デザイン学科イラストレーションコース3年在籍
「パターンネイション」
パターンとイラストレーションとのあいだなのか、まじわりなのか。

Aokid

Aokid  Aokid
1988年生まれ。東京造形大学映画専攻卒業 aokid city 所属
「KREUZBERG」
1.Berlinにある一つの地区。
2.断片。世界の断片を並べたりたてかけたりして、軽やかにフラットにスペースに、へ、展開してみる。

宮原万智

宮原万智 Machi Miyahara
1988年生まれ ベルリン ヴァイセンゼー芸術大学空間計画科 MA在籍
「invisible layers」
観察から、抽象化
何層も見えないレイヤーを通して
ある都市(空間)に流れるエネルギーや記憶をドローイングで記録しています

鈴木葉音野

鈴木葉音野 Haneno Suzuki
1989年生まれ 東京藝術大学大学院美術学部デザイン科修士2年在籍
「PAPER | FABRIC」
紙の情報をのせるメディアとしての一面と物質性の一面とを掛け合わせ、紙を編むという最小限の要素をもとにグラフィックとテキスタイルの間の表現の可能性を探りました。

審査員(五十音順・敬称略)

居山浩二 (アートディレクター、グラフィックデザイナー)
1967年生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。日本デザインセンターを経て、イヤマデザイン設立。主な仕事に集英社「ナツイチ」、カモ井加工紙「mt」、東京大学医科学研究所など。JAGDA新人賞、カンヌライオンズ金賞、SPIKES ASIAグランプリ、NY ADC金賞、CRIO金賞、SDA最優秀賞など受賞多数。

大原大次郎 (グラフィックデザイナー)
1978年神奈川県生まれ。2003年武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。同年omomma設立。デザインワークや映像制作に従事するほか、展覧会、ワークショップ、パフォーマンスなどを通して、言葉や文字の新たな知覚を探るプロジェクトを多数展開する。2014年JAGDA新人賞、TDC賞受賞。 http://omomma.in/

都築潤 (イラストレーター、グラフィックデザイナー)
1962年生まれ。主な仕事に、TVドラマ「ギフト」「人にやさしく」のタイトルマーク、日本IBM「コンピュータミュージアム」、NIKE「play」、日本HP「adaptive infrastructure」など。日本グラフィック展、TIAA、カンヌ国際広告祭、アジアパシフィック広告祭ほか受賞多数。京都造形芸術大学准教授、多摩美術大学非常勤講師。

長崎訓子 (イラストレーター)
1970年東京都生まれ。多摩美術大学染織デザイン科卒業後、フリーのイラストレーターとして、書籍、広告などで活動中。代表的な装画に『金持ち父さん貧乏父さん』(筑摩書房)、『武士道シックスティーン』(文藝春秋)など。女子美術大学デザイン・工芸学科ヴィジュアルデザイン専攻准教授。

室賀清徳 (「アイデア」編集長)
1975年新潟県生まれ。東京大学文学部美学芸術学専修課程卒業。(株)誠文堂新光社にてデザイン誌『アイデア』をはじめ、デザイン関連書の編集に携わる。武蔵野美術大学、東京藝術大学、ミームデザイン学校ほか教育活動にも関わる。

「1_WALL」とは

「1_WALL」は、リクルートホールディングスが運営するギャラリー、ガーディアン・ガーデンでの個展開催の権利をかけた、グラフィック、写真の2部門からなる公募展。グランプリに到達するまでに、ポートフォリオ審査に始まり、審査員と1対1で行うポートフォリオレビュー、ファイナリスト6名によるグループ展と会期中の公開最終プレゼンテーションに至るまで、何度も自分の作品と向き合うことになります。その過程こそが「1_WALL」というコンペティションなのです。

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