グラフィック界の次世代を担う若手を発掘する第15回グラフィック「1_WALL」展 本日より10月21日(金)まで開催!
株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)が運営するギャラリー「ガーディアン・ガーデン(http://rcc.recruit.co.jp/)」では、本日より10月21日(金)までの期間、第15回グラフィック「1_WALL」展を開催いたします。
第15回グラフィック「1_WALL」展
ガーディアン・ガーデンでは、個展開催の権利をかけた公募展、第15回グラフィック「1_WALL」展を開催します。
ポートフォリオ審査による1次審査と、1対1で審査員と対話をする2次審査を通過したファイナリスト6名が、1人1壁面を使って作品を発表するグループ展で作品を発表します。会期中の10月5日(水)には、グランプリを決定する公開最終審査会が開催されます。ファイナリストによるプレゼンテーションの後、一般見学者にも公開される審査員による議論を経て、グランプリが決定します。グランプリ受賞者には1年後の個展開催とパンフレット制作の権利が贈られます。
独自のキャラクターとグラフィックで「よみよみの國」という世界を視覚化した梅丸いつかさん。絵巻物のような紙の上で展開するアニメーションを制作した影山紗和子さん。幾何学的な図形と抽象的な人物でボクシングを表現した片岡亮介さん。多様な表情を持つ手の動きに着目し、手を100のポーズで描いたクロカワさん。シュールな世界観の1ページ漫画を制作したしげのみゆきさん。「色と形」の組み合わせで平面と立体の「家」をつくる角川みなみさん。今回のグラフィック「1_WALL」も多様な表現が集まりました。一体、どの作品がグランプリを獲得するのか、今後の活躍が期待される若手作家の作品をお楽しみください。
「1_WALL」審査の流れ
1次審査と2次審査を通過した6名による最終プレゼン。グランプリは誰の手に?
開催概要
- 企画展名
第15回グラフィック「1_WALL」展 - 会期
2016年9月27日(火)〜10月21日(金)
11:00~19:00 日曜・祝日休館 /入場無料 - 会場
ガーディアン・ガーデン
〒104-8227 東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビル地下1階
TEL 03-5568-8818 http://rcc.recruit.co.jp/
※公開最終審査会のご案内:
2016年10月5日(水) 18:00~21:00 入場無料
観覧は要予約 TEL 03-5568-8818(予約受付時間:11:00~19:00 日曜・祝日休み)
ファイナリスト(展示順・敬称略)
梅丸いつか Itsuka Umemaru
1987年生まれ。
「よみよみの國」
あの世でもこの世でもない、よみよみの國。
故人が生前最も美しいと感じた情景を、よみよみちゃんが創造する。よみよみちゃんは、故人をおもう、私の願いの化身。
影山紗和子 Sawako Kageyama
1993年生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科在籍
「地獄ちっく」
「次は何になるんだろう?」その変化一瞬一瞬をすべて描く。嬉しいも、悲しいも、当たり前のように過ぎていく、いつまでも終わる事のない1日。
片岡亮介 Ryosuke Kataoka
1993年生まれ。東京造形大学グラフィックデザイン専攻在籍
「BAD BUT NOT BAD」
「必要なくても良いじゃんね」四角いリングの中で丸いグローブを着用した人間が闘うボクシングを乾いた生活の中に配置する計画。
クロカワ Kurokawa
1993年生まれ。東京造形大学グラフィックデザイン専攻卒業
「Hand?」
当たり前のように私の両腕についているなんてことのない手を、疑いながら、楽しみながら描きました。
しげのみゆき Miyuki Shigeno
1985年生まれ。中央美術学園卒業
「SABAKU COMICS」
むずかしいことは脇に置いて、色が楽しい線がビュン、文字にくらくらポエムにぐさりとしたい、して欲しいです。
角川みなみ Minami Tsunogawa
1988年生まれ。東京造形大学グラフィックデザイン専攻卒業
「家」
好きな色と好きな形。「色と形」の概念を人は娯楽や快楽のために欲する。家の形を決め色を塗り、立体にした。そうしたら、そこに住む人たちの空想がどんどん広がった。
審査員(五十音順・敬称略)
えぐちりか (アートディレクター/アーティスト)
ソフトバンク「PANTONE∞」、ベネッセこどもチャレンジbaby玩具デザイン、2011年フィギュア髙橋大輔選手のフリーの衣装など、平面から立体、広告や衣装など幅広い活動を展開。JAGDA新人賞、『ひとつぼ展』グランプリ、岡本太郎現代芸術大賞優秀賞、グッドデザイン賞、D&AD金賞(イギリス)など受賞多数。
大原大次郎 (グラフィックデザイナー)
1978年神奈川県生まれ。2003年武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。同年omomma設立。デザインワークや映像制作に従事するほか、展覧会、ワークショップ、パフォーマンスなどを通して、言葉や文字の新たな知覚を探るプロジェクトを多数展開する。2014年JAGDA新人賞、TDC賞受賞。
白根ゆたんぽ (イラストレーター)
1968年埼玉県深谷市生まれ。各種印刷メディア、広告媒体、Webコンテンツなどに幅広くイラストを提供している。最近の仕事に、BRUTUS 本特集の表紙シリーズ、GUの「GOLDEN SALE」、「SUMMER RED SALE」ビジュアルなど。クライアントワークの他に自身の個展開催、企画展への参加など多数。
大日本タイポ組合
ヒゲ有りで苗字無しの秀親とヒゲ無しで苗字有りの塚田哲也により1993年に結成。文字通りモジモジしながら文字で遊んで23年。 文字と歩んで三千里。文字を解体し、組み合わせ、再構築することによって、新しい文字の概念を探る実験的タイポグラフィ集団。
室賀清徳 (『アイデア』編集長)
1975年新潟県生まれ。東京大学文学部美学芸術学専修課程卒業。(株)誠文堂新光社にてデザイン誌『アイデア』をはじめ、デザイン関連書の編集に携わる。武蔵野美術大学、東京藝術大学、ミームデザイン学校ほか教育活動にも関わる。
「1_WALL」とは
「1_WALL」は、リクルートホールディングスが運営するギャラリー、ガーディアン・ガーデンでの個展開催の権利をかけた、グラフィック、写真の2部門からなる公募展。グランプリに到達するまでに、ポートフォリオ審査に始まり、審査員と1対1で行うポートフォリオレビュー、ファイナリスト6名によるグループ展と会期中の公開最終プレゼンテーションに至るまで、何度も自分の作品と向き合うことになります。その過程こそが「1_WALL」というコンペティションなのです。
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