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次世代の若手クリエイターを発掘する 第18回「1_WALL」公募 11月からスタート

2017年10月17日
株式会社リクルートホールディングス

CSR
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株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)が運営するギャラリー「ガーディアン・ガーデン(http://rcc.recruit.co.jp/)」では、若手クリエイターの個展開催の権利をかけた公募展、第18回「1_WALL」の公募を11月から開始します。応募受付期間は、グラフィック部門が2017年11月24日(金)~12月1日(金)、写真部門は2018年1月11日(木)~18日(木)です。

第18回「1_WALL」公募について

「1_WALL」は、新しい表現を追求し続けている若い才能を発掘することを目的としたコンペティションです。グランプリ受賞者には、「1_WALL」展の約1年後の個展の開催の権利と、個展制作費として20万円が支給されます。

表現がますます多様化し、ジャンルの境界も曖昧になってきている現在。流行りに流されず、地に足のついた作品を作りつづける人たちと一緒に、新しい表現を考える場になることを願っています。まだ「途中の人」で構いません。5年後、10年後を見てみたくなるような、可能性をもった人の作品を求めています。

「1_WALL」審査員

グラフィック部門

川上恵莉子 Eriko Kawakami(アートディレクター)
1982年東京都生まれ。2006年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。2008年株式会社ドラフト入社。主な仕事に、丸松製茶場「san grams」のブランディング、がまぐち専門店「ぽっちり」のグラフィックや、自社プロダクトメーカー「D-BROS」など。JAGDA賞、ADC賞、JAGDA新人賞受賞。

川上恵莉子

菊地敦己 Atsuki Kikuchi(グラフィックデザイナー)
1974年東京都生まれ。武蔵野美術大学彫刻科中退。2000年ブルーマーク設立、2011年より個人事務所。ブランド計画、ロゴデザイン、サイン計画、エディトリアルデザインなどを手掛ける。とくに美術、ファッション、建築に関わる仕事が多い。また、「BOOK PEAK」を主宰しアートブックの企画・出版を行う。

菊地敦己

白根ゆたんぽ Yutanpo Shirane(イラストレーター)
1968年埼玉県深谷市生まれ。雑誌、広告などの各種印刷メディア、webコンテンツなどに幅広くイラストを提供している。最近の仕事に「BRUTUS 」の表紙、GUのSALEビジュアル、radikoの「#音ジェニック」キャンペーンイラストなど。クライアントワークの他、自身の作品集の制作や個展開催、企画展への参加など多数。

白根ゆたんぽ

大日本タイポ組合 Dainippon Type Organization
ヒゲ有りで苗字無しの秀親とヒゲ無しで苗字有りの塚田哲也により1993 年に結成。文字通りモジモジしながら文字で遊んで24年。文字と歩んで三千里。文字を解体し、組み合わせ、再構築することによって、新しい文字の概念を探る実験的タイポグラフィ集団。

大日本タイポ組合

都築 潤 Jun Tsuzuki(イラストレーター)
1962年東京都生まれ。武蔵野美術大学卒業。1980年代から2000年代までにグラフィック系コンペや広告賞で多数受賞。2010年「ニューエイドス」、2013年「都築 潤×中ザワヒデキ」を展示開催。2015年「ニューエイドス以降/検証1980-2000」開講。『日本イラストレーション史』監修執筆。『 NHK高校講座「美術1」 』監修出演。

都築 潤

写真部門

飯沢耕太郎 Kotaro Iizawa(写真評論家) 撮影=Eric
1954 年宮城県生まれ。1984 年、筑波大学大学院芸術学研究科修了。1990~94年季刊写真誌『デジャ=ヴュ』の編集長を務める。近著に『写真集が時代をつくる』(シーエムエス)、『日本現代写真アーカイブ2011~2013』(青弓社)など。

飯沢耕太郎

鈴木理策 Risaku Suzuki(写真家)
1963年和歌山県新宮市生まれ。2000 年に写真集『PILES OF TIME』で第25 回木村伊兵衛写真賞受賞。近著に『意識の流れ』(edition nord)、『海と山のあいだ』(amanasalto)、『Atelier of Cézanne』(Nazraeli Press)、『White』(edition nord)、『TORII』(SUPER LABO)、『写真分離派宣言』(青幻舎・共著)など。

鈴木理策

百々 新 Arata Dodo(写真家)
1974年大阪府生まれ、奈良県育ち。1995年コニカ新しい写真家登場グランプリ。1999 年写真集『上海の流儀』(Mole)。2000年日本写真協会新人賞。2004年ニューヨークADC賞審査員特別賞。2009年APA広告賞特選賞。2012年写真集『対岸』(赤々舎)。2013年第38回木村伊兵衛写真賞。

百々 新

姫野希美 Kimi Himeno(赤々舎代表取締役、ディレクター)
2006 年に赤々舎を設立。写真集、美術書を中心に150冊余りの書籍を刊行。第33回木村伊兵衛写真賞の志賀理江子『CANARY』、岡田 敦『I am』、第34回同賞の 浅田政志『浅田家』、第35回同賞の高木こずえ『MID』『GROUND』、第38回同賞の百々 新『対岸』、第40回同賞の石川竜一『絶景のポリフォニー』『okinawan portraits 2010-2012』などがある。2014年より東京工芸大学教授。

姫野希美

増田 玲 Rei Masuda(東京国立近代美術館主任研究員)
1968年兵庫県神戸市生まれ。筑波大学大学院地域研究研究科修了。1992年より東京国立近代美術館に勤務。近年担当した主な展覧会に「ジョセフ・クーデルカ展」(2013年)、「奈良原一高 王国」(2014年)、「トーマス・ルフ展」(2016年) など。

増田 玲

応募概要

【グラフィック部門】
グラフィックデザイン、イラストレーション、タイポグラフィ、オブジェなど、絵・図・文字・記号・写真などの視覚要素で構成された作品。

【写真部門】
カメラを介して写し撮ったあらゆる写真または映像作品。
※グラフィック部門、写真部門とも動画作品の展示は可能ですが、応募にあたってはポートフォリオでの提出になりますので、映像作品全体が分かるようにまとめてください。

【応募規定】
テーマ、手法は自由。指定のスペースに展示可能な作品。
他のコンテストで受賞したもの及びまだ結果の出ていない応募中の物は、応募作品として受け付けられません。判明次第、審査の対象から外させていただきます。
但し、これまでの活動の紹介としてはポートフォリオに含めていただいても構いません。

【応募資格】
年齢35歳以下、個人制作であること。

 

【出品料金】
無料

【グランプリ特典】
個展会場を無料貸与・個展制作費20万円支給

作品募集ビジュアル

※応募用紙、詳細はガーディアン・ガーデンのウェブサイトをご覧ください。

グラフィック部門:http://rcc.recruit.co.jp/gg/?p=29540
写真部門:http://rcc.recruit.co.jp/gg/?p=29537

「1_WALL」実施の流れ

1. 応募受付
グラフィック部門
2017年11月24日(金)~12月1日(金)11:00~19:00(土日除く)
写真部門
2018年1月11日(木)~1月18日(木)11:00~19:00(土日除く)

2. 一次審査/ポートフォリオ審査で入選者30名決定
審査員と事務局によりポートフォリオレビューに参加する30名を決定します。
応募者全員に審査員からのコメントをお送りします。

一次審査:ポートフォリオ審査

一次審査:ポートフォリオ審査

3. 二次審査/審査員と1対1で行うポートフォリオレビュー審査でファイナリスト6名決定
グラフィック部門
2017年12月13日(水)11:00~20:00[予定]
写真部門
2018年1月31日(水)11:00~20:00[予定]

二次審査:ポートフォリオレビュー審査

二次審査:ポートフォリオレビュー審査

4. 「1_WALL」展/ファイナリスト6名によるグループ展
グラフィック部門
2018年2月20日(火)~3月16日(金)[予定]
写真部門
2018年3月20日(火)~4月13日(金)[予定]

「1_WALL」展

「1_WALL」展

5. 公開最終審査/グランプリ1名決定
「1_WALL」展会期中、グランプリを選出するための最終審査を行います。
ファイナリストは展示作品とグランプリを受賞した際の個展プランについて、公開の場でプレゼンテーションしていただきます。
ポートフォリオ、展示作品、プレゼンテーションの3要素を基に審査を行い、審査員の議論を経てグランプリが決定します。

公開最終審査会

公開最終審査会

6.グランプリ個展+制作費20万円
グランプリ受賞者は「1_WALL」展の約1年後にガーディアン・ガーデンで個展を開催することができます。個展会場を無料貸与し、制作費として20万円を支給、チラシ制作などの広報もサポートします。
第18回「1_WALL」グランプリ受賞者個展:2019年1~2月[予定]

本件の詳細はこちらよりご覧ください