デビューから30年間の作品を一挙に展示 本 秀康 展『ロックとマンガ』開催
株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)が運営するギャラリー「クリエイションギャラリーG8」(http://rcc.recruit.co.jp/)では、2018年2月27日(火)から3月29日(木)の期間、イラストレーター・漫画家の本 秀康 展『ロックとマンガ』を開催いたします。
本 秀康 展『ロックとマンガ』について
一見ポップな画風でありながらシニカルさを持つストーリーや世界観によって、多くのファンを獲得している本 秀康。1990年にフリーランスのイラストレーターとして活動を開始し、1995年に漫画家デビュー、『レコスケくん』『ワイルドマウンテン』などを出版後、近年はCM、雑誌や絵本など、イラストレーションの仕事を中心に活動を行ってきました。一方、レコードコレクターであり、音楽に造詣が深い彼は、音楽誌への寄稿や執筆もこなし、ミュージシャンとの交流を持ち、音楽関係者にも彼の作品のファンが多く、ユニコーンやスピッツなどのCDジャケット、パンフレットのビジュアルも担当しています。さらに自身で7インチレコード専門レーベル「雷音レコード」を2014年に設立、企画からジャケットデザイン、リリースまでを自ら手がけ、音楽をこよなく愛する本 秀康らしい独自の活動を続けています。
会場では、本 秀康の制作活動の根源ともいえる、「ロック(音楽)」と「マンガ(物語)」をテーマに、イラストレーションと漫画の原画、約200点あまりをご紹介します。この展覧会を境に、7年ぶりに漫画の活動を再開する本 秀康。デビューから約30年にわたる作品を一挙にご覧いただける貴重な機会であるとともに、新たな漫画制作に向かう現在進行形の活動も含め、イラストレーター、漫画家、本 秀康の制作の背景と魅力に迫る展覧会になればと考えています。
開催概要
- 企画展名
本 秀康 展『ロックとマンガ』 - 会期
2018年2月27日(火)〜 3月29日(木)
11:00~19:00 日曜・祝日休館 入場無料 - 会場
クリエイションギャラリーG8
〒104-8001 東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F
TEL 03-6835-2260 http://rcc.recruit.co.jp/ - 主催
クリエイションギャラリーG8 - 展示内容
イラストレーション作品、漫画原画 約200点 - トークショー 第286回クリエイティブサロン
第285回クリエイティブサロン
日時:2018年3月22日(木) 19:10~20:40
出演:本 秀康、U-zhaan(タブラ奏者)、安部勇磨(never young beach)、森 敬太(自主制作漫画誌『ユースカ』主宰)
参加無料 要予約
本 秀康と彼と親交の深いゲストを迎えて繰り広げられる、音楽と漫画の話。 - ギャラリーツアー
日時:2018年3月27日(火) 19:10~20:10
参加無料 要予約
本 秀康が、作品を自ら解説、制作の裏話などもお話しします。
※トークショー・ギャラリーツアーのご予約方法は、ギャラリーWebサイトhttp://rcc.recruit.co.jp/をご確認ください。
作者プロフィール・メッセージ
本 秀康 Hideyasu Moto
1969年京都生まれ。イラストレーター/漫画家。1990年よりフリーイラストレーターとして活動。その後漫画家としてもデビュー。2014年には7inchレコード専門レーベル「雷音レコード」を立ち上げる。TIS会員。主な著作に、『たのしい人生完全版』(青林工藝舎)、『レコスケくん』(ミュージック・マガジン)、『ワイルドマウンテン』(小学館)、『アーノルド』(河出書房新社)、『まじかるきのこさん』(イースト・プレス)など。
展覧会によせて
僕の活動は〈イラストレーション〉と〈マンガ〉の2本柱。今回の展示はそれを同時に観てもらおうという趣旨です。ロックを題材にすることが多い〈イラストレーション〉と〈マンガ〉、ということで展示タイトルを『ロックとマンガ』としました。しかしその境界線は曖昧です。マンガ的な面白さを狙ったイラストレーションもあれば、マンガになりきっていないイラストレーションのようなマンガ原稿もあります。〈イラストレーション〉と〈マンガ〉を分けた展示方法をとりつつも、もしかしたらその2つの根本は同じなのかもしれません。
すべての展示作品から「ロックとマンガ」を感じていただけたら幸いです。
作品紹介
1. 『カントリーロックの逆襲』CDジャケット 1998年
2. ENDLESS 20th Century comix 2000(フランス) 2000年
3. ユニコーン 『Quarter Century Box』のジャケット 2012年
4. 『ロック画報』28(カクバリズム特集)表紙 2017年
5. 大森靖子『君と映画』のジャケット 2014年
6. 新国立美術館『TOKYO illustration 2007』展 2007年
7. たばこと塩の博物館『 イラストレーター170人が描く「わたしの句読点」 』展 2009年
8. 『ワイルドマウンテン』4巻表紙 2007年
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