写真界の次世代を担う若手を発掘する 第18回写真「1_WALL」展 開催
株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)が運営するギャラリー「ガーディアン・ガーデン(http://rcc.recruit.co.jp/)」では、2018年3月20日(火)より4月13日(金)の期間、個展開催の権利をかけた公募展、第18回写真「1_WALL」展を開催します。
第18回写真「1_WALL」展について
第18回写真「1_WALL」展は個展開催の権利をかけた公募展です。ポートフォリオ審査による1次審査と、1対1で審査員と対話をする2次審査を通過したファイナリスト6名が、1人1壁面を使って作品を発表するグループ展です。会期中の3月23日(金)には、一般見学者にも公開される最終審査会を開催します。ファイナリストによるプレゼンテーションの後、審査員による議論を経て、グランプリが決定します。グランプリ受賞者には、1年後の個展開催の権利と、個展制作費20万円が贈られます。
今回の「1_WALL」は、寓意的なモチーフを構成し、聖書の視覚化に取り組む稲田フランコタデオ、ふたりの妹と故郷を9年間にわたり撮影し続けている影山あやの、ポラロイドカメラで肖像を撮影し、裏面に行方不明の家族へあてた手紙を書いてもらうプロジェクトを行う苅部太郎、写真の上に物体を重ねるなどの加工を施した後、再撮影して、独創的なイメージをつくる中野泰輔、さまざまな土地で撮影したスナップショットを展示するLily Shu、モノクロで客観的な視点とパーソナルな視点で街を切り取った林 佳文の6名によるグループ展です。
開催概要・「1_WALL」の審査について
- 企画展名
第18回写真「1_WALL」展 - 会期
2018年3月20日(火)~4月13日(金)
11:00~19:00 日曜・祝日休館 入場無料 - 会場
ガーディアン・ガーデン
〒104-0061
東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビル地下1階
TEL 03-5568-8818 http://rcc.recruit.co.jp/ - 公開最終審査会
2018年3月23日(金)18:00~21:00
(当日17:30~18:00は審査のため、ギャラリーにお入りいただけません。)
「1_WALL」審査の流れ
①一次審査(ポートフォリオ審査)
ポートフォリオで30名を選出。
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②二次審査(ポートフォリオレビュー)
ポートフォリオを介して審査員と一対一で対話。6名を選出。
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③ 「1_WALL」展 2018年3月20日(火)~4月13日(金)
二次審査を通過した6名によるグループ展。
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④公開最終審査会 2018年3月23日(金)18:00~21:00
「1_WALL」展会期中に、グランプリを決定する最終審査会を公開で開催。
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⑤グランプリ受賞者個展
1年の制作期間を経て、ガーディアン・ガーデンで個展を開催。
写真部門審査員
飯沢耕太郎 Kotaro Iizawa(写真評論家) 撮影=Eric
1954 年宮城県生まれ。1984 年、筑波大学大学院芸術学研究科修了。1990~94 年季刊写真誌『デジャ=ヴュ』の編集長を務める。近著に『写真集が時代をつくる』(シーエムエス)、『日本現代写真アーカイブ2011~2013』(青弓社)など。
鈴木理策 Risaku Suzuki(写真家)
1963年和歌山県新宮市生まれ。2000 年に写真集『PILES OF TIME』で第25回木村伊兵衛写真賞受賞。近著に『意識の流れ』(edition nord)、『海と山のあいだ』(amanasalto)、『Atelier of Cézanne』(Nazraeli Press)、『White』(edition nord)、『TORII』(SUPER LABO)、『写真分離派宣言』(青幻舎・共著)など。
百々 新 Arata Dodo(写真家)
1974年大阪府生まれ、奈良県育ち。1995年コニカ新しい写真家登場グランプリ。1999 年写真集『上海の流儀』(Mole)。2000年日本写真協会新人賞。2004年ニューヨークADC賞審査員特別賞。2009年APA広告賞特選賞。2012年写真集『対岸』(赤々舎)。2013年第38回木村伊兵衛写真賞。
姫野希美 Kimi Himeno(赤々舎代表取締役、ディレクター)
2006 年に赤々舎を設立。写真集、美術書を中心に150冊余りの書籍を刊行。第33回木村伊兵衛写真賞の志賀理江子『CANARY』、岡田 敦『I am』、第34回同賞の 浅田政志『浅田家』、第35回同賞の高木こずえ『MID』『GROUND』、第38回同賞の百々 新『対岸』、第40回同賞の石川竜一『絶景のポリフォニー』『okinawan portraits 2010-2012』などがある。2014年より東京工芸大学教授。
増田 玲 Rei Masuda(東京国立近代美術館主任研究員)
1968年兵庫県神戸市生まれ。筑波大学大学院地域研究研究科修了。1992年より東京国立近代美術館に勤務。近年担当した主な展覧会に「ジョセフ・クーデルカ展」(2013年)、「奈良原一高 王国」(2014年)、「トーマス・ルフ展」(2016年) など。
出品作家・作品
1. 稲田フランコタデオ Franco Tadeo Inada
11982年生まれ。愛知県立芸術大学美術学部デザイン学科卒業。
「くびきを負って終わりをむかえる前に」
2. 影山あやの Ayano Kageyama
1992年生まれ。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。
「Dear Emotion」
3. 苅部太郎 Taro Karibe
1988年生まれ。南山大学人文学部心理人間学科卒業。
「Letters To You」
4. 中野泰輔 Taisuke Nakano
1994年生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒業。
「Hyper ≠ Linking with...」
5. Lily Shu
1988年生まれ。
「Circulation」
6. 林 佳文 Chiawen Lin
1988年生まれ。プラハ芸術アカデミー映像学部写真修士課程修了。
「"J"」
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